新型コロナ陽性判定された

　今回、私は新型コロナ陽性となり現状自宅療養しています。
　新型コロナとなり、現在も味覚と嗅覚障害が残存しており、普段通りの生活には戻れておりません。今回床に伏したくさん思うこと、感じることがあります。その気持ちを忘れないためにもここに記録を残しておこうと思います。

　～症状経過～

2020.4.14　20時頃に37.3℃の発熱と倦怠感。先週の病棟の状態から明らかにおかしい
　　　　　ことを感じていたので、あの中にコロナがいれば自分も恐らくコロナに移っ
　　　　　ているだろうと思った。この時点では味覚・嗅覚症状はなし。

2020.4.15　微熱を伝え仕事を休み療養。熱は一向に下がる気配はなし。
　　　　　最終検温時は37.4℃

2020.4.16　本日も熱は下がる気配はなし。夜にとても汗をかいているようで恐らく
　　　　　38℃台まで上がっているだろうと感じた。とりあえず水を飲みまくり
　　　　　ＰＬ顆粒（アセトアミノフェン）のみ服用。テレビからは急変が起こる
　　　　　などネガティブな情報しか流れてこず、このまま死ぬのかという不安が
　　　　　頭を巡ったことを鮮明に覚えている。

2020.4.17　午後から熱が36.9℃程度まで落ち着いてきた。熱の症状が緩和とともに
　　　　　鼻詰まりという症状が現れ、この時点から味覚と嗅覚がおかしいことに気づ
　　　　　く。ただ、この時は、鼻詰まりの際で味覚・嗅覚を感じないのかというぐら
　　　　　いの気持ちであった。

2020.4.18　解熱したが、この時点ではＰＣＲ検査できておらず、本当に仕事にいってい
　　　　　いのかという不安にかられる。また、味覚・嗅覚症状も残存していた。いろ
　　　　　んな人に相談し、欠勤でもいいから休んで自分の身を大切にすることを選ん
　　　　　だ。

2020.4.19　ＰＣＲ検査にてクラスター発覚。自分もＰＣＲ検査をすることに。
　　　　　味覚・嗅覚症状が治らずメンタルダウンし始める。

2020.4.20　ＰＣＲ検査をしに病院へ。この際は平熱に戻っており、36.5℃くらいと改
　　　　　善。自分は発熱と倦怠感、鼻詰まり、味覚・嗅覚症状が出たくらいで咳など
　　　　　の症状はほとんどなかったように感じる。

2020.4.21　本日ＰＣＲ検査陽性が判明。想像通りと言えば想像通り。何が辛いかって
　　　　　味覚と嗅覚症状が戻らないこと。何を食べても全く味がわからず、なさけな
　　　　　い気持ちともうこのまま治らないのかという不安にかられ、絶望的な気持ち
　　　　　を感じたことを覚えている。このまま友達とご飯を食べても味の共有もでき
　　　　　ないのかと涙を流した。

2020.4.22　保健所から連絡がきて自宅療養が決まる。毎日8時と16時半にアプリにて自
　　　　　分の健康状態を送るようになった。全くの外出ができないのが、なかなかス
　　　　　トレスではあるが、人には移したくないのでしっかり全うしようという気持
　　　　　ちになる。

2020.4.23　依然として味覚・嗅覚は残存しているが気持ち甘いものはわかるようになっ
　　　　　てきた気がする。カステラや砂糖を舐めると甘いということが少しわかるよ
　　　　　うにはなってきているみたい。それだけでも少し気持ちが救われた。

　今後も記録を残していく。